資格の概要
教育方針イメージJTFほんやく検定は、社団法人日本翻訳連盟事務局が主催する翻訳のための公的資格です。
日本翻訳連盟(JTF)は、産業翻訳に従事する翻訳者の育成と新たな人材の発掘を目的として「JTFほんやく検定」を実施しています。「JTFほんやく検定」は、実践的な実務翻訳の技能を測る試験で、「商品として通用する翻訳」であるかどうかを重視しています。
実際に仕事をしている環境で、一定時間内にいかに早く、的確に翻訳できるかが合否の分かれ目となります。「ほんやく検定」を受験することで、自分の翻訳力を客観的に測ることができます。
合格までの道のり
公式テキストあり。
キャリア展開・将来性
翻訳の専門家への展開が可能です。
試験の概要
【実施時期】
年2回実施(1月と7月の第4土曜日)
【科目】
1.基礎レベル5級
2.基礎レベル4級
3.実用レベル英日翻訳
4.実用レベル日英翻訳
※併願可能です。
※実用レベルは、「政経・社会」「科学技術」「金融・証券」「医学・薬学」「情報処理」「特許」の6分野の中から1分野を選択します。
【時間】
1.基礎レベル5級(10:00-11:00)
2.基礎レベル4級(11:30-12:30)
3.実用レベル英日翻訳(13:00-15:00)
4.実用レベル日英翻訳(15:30-17:30)
【受験料金】
基礎レベル5級:5,000円
基礎レベル4級:6,000円
5・4級併願:10,000円
実用レベル1科目:10,000円
実用レベル2科目:15,000円
【注意】
第51回(2009年7月実施)の「ほんやく検定」より、従来実施しておりました会場受験を廃止し、インターネット受験に一本化することになりました。背景としまして、ここ数年パソコンおよびネットの普及が急速に進み、インターネット受験のニーズが高まりました。2008年度のデータでは、インターネット受験者の割合が9割に達する一方、会場受験者の割合は1割と大幅に減少しました。また、実際の翻訳の現場において、翻訳作業は電子データを介して行われます。「ほんやく検定」も翻訳のデジタル化に対応することが求められています。