まずは資格の概要

公認内部監査人とは、内部監査に関する国際的な公的資格です。日本において内部統制報告制度が適用されて、大変注目されることとなった資格です。

 

内部統制報告制度においては、内部監査が大変重要な役割を担います。そこで、必ずしもこの公認内部監査人の資格が必要という訳ではありませんが、その知識レベルや倫理等は内部監査に必須の要素が含まれています。

 

公認内部監査人になるには、実務経験2年以上を必要としているため、ビジネスマン向けの資格と言えるでしょう。

 

会計事務所、監査法人、銀行などにお勤めの方や一般企業(上場企業)の監査部門にお勤めの方は、取得を考えても良い資格の一つであると言えます。

 

 

合格までの道のり

一部の予備校で公認内部監査人の講座を開講しているところがあります。また、あまり見かけませんが、対策書籍等も販売されています。これらを活用して効率的な学習を行うことが良いかと思います。

 

 

キャリア展開・将来性

監査法人やコンサルティング会社等にお勤めの方は、持っておいて損することはないでしょう。昨今では、企業における内部監査の役割が大きくなりつつありますので、その知見は大いに活用する余地はありそうです。

 

銀行等にお勤めの方も、監査部門に配属された場合、その取得を検討されてもよろしいかと思います。内部監査の方法等について参考となるべきノウハウが得られるかもしれません。

 

ケイコ先生ケイコ先生

ただし、この資格で独立はあまりお勧めできません。何かの資格とセットの方がベター

 

試験の概要

コンピュータ形式で出題。

【試験地】
札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、松山、、福岡、那覇

【出題】
① ガバナンス、リスクコントロール、における内部監査の役割
② 内部監査の実施
③ ビジネス分析と情報技術
④ ビジネスマネジメント、スキル