ファクタリングの勘定科目・仕訳処理とは

ファクタリング

皆さんは、ファクタリングという言葉を聞いたことはございますか?

ファクタリングとは、例えば回収していない売掛金に関するリスクを軽減したり、債権譲渡して現金化(資金調達)するサービスの名称です。

このファクタリングを使えば、売掛金をなかなか回収できない企業の資金調達にとってもお役立ちする便利なサービスなのです。

今回は、このファクタリングの経理処理について説明したいと思います。

 

ファクタリングの経理処理

売掛金の発生

借方 金額 貸方 金額
売掛金 100,000 売上高 100,000

 

ファクタリング

ファクタリング実行時には、売掛金を未収金に振り替えます。

借方 金額 貸方 金額
未収金 100,000 売掛金 100,000

 

ファクタリングの入金時

ファクタリングによる損失部分を売上債権売却損として計上します。

借方 金額 貸方 金額
普通預金 90,000 未収金 100,000
売上債権売却損 10,000