副業に備えた司法書士の勉強

司法書士の勉強法

司法書士の資格を取ろうと勉強するときにどういう勉強法が最適かというのは、状況や性格に応じた形で行うことになります。
スクールに行くのも良いでしょうし、通信教育や、DVD学習、独学などがあります。わたしは、通信教育を行いました。今までの資格試験も通信教育が主体で取得しています。これは、自分のペースで学習できるということが利点です。添削は付いていたほうが良いです。なぜなら、それは学校に行ったと同じ工程を経ているからです。やはりどんな形でも誰かのアドバイスがないと、自分がどうなっているのかがわかりません。

添削といっても別のスクールを利用して模擬試験に参加するのも良いと思います。スクールで聞いて帰っても自分の都合もありますから、付いて行けないケースが出てきます。ですから通信教育の添削や質問付きのものがやはり良いと思います。
選んだ教材は、大き目の字でまとまって、挿入の解説がたくさん乗っているものでした。熟読と暗記、小節ごとのテストと章ごとの中テスト、巻末の大テストと模擬試験、添削やアドバイスを繰り返しました。質問があまり出ないほど充実した内容でした。テキストは何度も読み返して覚えてください。基本に徹すれば絶対身に付きます。最低3回は読めば記憶に残ると思います。

勉強法のメリット

そして、この学習方法はその他にもたくさんのメリットがあります。自分一人でやっていく能力も同時に学んでいるのです。仕事の現場は、誰かがいつも助けてはくれません。自分で調べ、自分で解決する場面がベテランになればどんどん多くなります。自分が責任者になると、解決能力は不可欠です。先生や先輩、友人や他人のアドバイスも重要ですが、そうはいかない時が必ず来ます。
また、司法書士の勉強をして良かったな、助かったなと思うことは多々あります。長い人生には相続や土地の境界のトラブルなどがあり、法律の知識を持っているかいないかは全然違います。特に新しい出来事に遭遇したときに助かります。これはこうこうで、こう考えられるとか、出来事の処理スピードが速くなりました。違法なことに出会っても対応能力も数段上がりました。また友人にも教えてあげることができます。法治国家で法に詳しいとなると、自分や家族を守りやすいです。これは、司法書士試験を勉強した大きなメリットです。
司法書士試験は勉強して損はありません。その学習方法は自分にあったものが一番良いです。スクールには予算の都合や時間の都合で行けなくても良いです。自分らしく学ぶことに勝るものはないです。苦労して自分の中に取り込んだものは壊れません。どの方法でも良いです。自分にできる方法を継続していけば司法書士試験は取れます。テキストを何度も読むことは地味に感じますが、王道だと思います。