行政書士をとって副業に活用
行政書士試験の勉強法
私は行政書士の資格は3回目の試験でやっと合格することができました。
私の資格の勉強法は最初は完全な独学でした。
ネットでは3ヶ月の勉強で合格できたなど、比較的安易に合格ができるようなことが書いてあったので、
3ヶ月前から、伊藤塾の基本書のテキストと総合問題集の2冊を購入し学習をスタートしましたが、
仕事をしながらの学習だったので、内容が終わらず試験の日を迎えてしまいました。そんなわけで1年目はもちろん不合格でした。
2年目は時間が足らないということに気づいたので、今年は必ず合格しようと思い、1月からコツコツ対策をはじめました。
法律や試験の対策は変わってしまうので、新しい伊藤塾のテキストとTACの科目ごとの過去問題集を購入しなおし、勉強しました。
勉強の仕方は基本的にインプットとアウトプットの繰り返しで、過去問題集は3回以上は回しました。
問題であいまいなところはテキストで確認し、テキストに過去問の解説の知識を付箋でつけたしていくことで、情報の一元化をしていきました。
その際に過去問で間違ったところの内容には付箋をはり、見直す際は間違ったところを中心に復習しました。
過去問をときなおしてできるようになったら、付箋をはがすようにし、試験前にはなるべく付箋が少なくなるように取り組みました。
行政書士の直前対策
直前は伊藤塾、TACの模試を受けました。模試の内容もテキストに入れ込み、2度目の受験を迎えました。
それなりに手ごたえはありましたが、なんと一般知識の足切りにあい、自己採点上では合格点を10点以上超えていたはずですが、あと1問で不合格という結果になりました。
3年目は正直何を勉強すればよいかわからなくなってしまいました。おそらく合格のレベルには達しているとは思っているのですが、自分なりにやりきって試験を迎えたので、試験までの期間やることが思い浮かびませんでした。
そんな時、伊藤塾の直前講座のお知らせを見て、金額も6万円程度で比較的安価だったので、知識を整理し、効率的に勉強するにはいいと思い通信講座を受講しました。
また、なぜ伊藤塾を選んだかというと、公開模試の内容が一番レベルが高く感じたからです。それだけでなく、的中率もかなりのもでした。
また、伊藤塾は行政書士というより、司法試験対策の学校というイメージもあったので、合格後のことも考え、なるべくレベルの高い学習をしたいと思ったからです。
合格するだけのことを考えれば実績ではLECだとは思ったのですが、実務家として通用するようになりたかったので、伊藤塾にしました。
内容は、民法と行政法の条文整理の講座、民法と行政法の判例の講座、直前対策講座(全科目)、中間模試、公開模試、最終チェック講座など
直前対策とは思えないほどのしっかりした内容のものでした。また、テキストだけでなく法律の専門書などを使った講義もあったので、新鮮でした。
また通信講座なので、なかなか勉強に取り掛かれないときは、スマホで講義をただ流して少しでも知識に触れる時間を増やしました。
もちろん問題演習は必要なので、昨年使ったTACの過去問は解き直しました。もちろん3回は回しました。テキストは変わりましたが情報を一元化することは続けました。
また、昨年一般知識で足切りにあったので、一般知識のために公務員試験の問題集も買い、文章理解の対策をしました。3年目はやることが示されていたのでやりやすかったです。
ただ、試験が近づいてくるにつれ、勉強すればするほど受からなかったときのことを考え不安になりました。
特に9月、10月がつらく、胃腸炎を2回、円形脱毛症にもなりました。試験前は胃腸炎だったので、胃薬を飲んでの本番です。
試験中はおなかを壊し、トイレに行きました。ただ、トイレ中は外で、試験委員が待っているので、落ち着いてすますことができずおなかが回復しないまま試験会場に戻りました。なので試験の後半30分くらいはほぼ記憶がありません。
試験が終わり、自己採点をすると、なんと、記述の点数次第でした。
行政書士試験のまとめ
合格かどうかわからないままの合格発表までの日々は試験勉強より苦しかったです。この試験の嫌なところは合格発表までの期間が2ヶ月以上あることです。
正直生きた心地がしませんでした。そんな日々が過ぎ、合格発表で自分の番号を見つけたときは天にも昇る気持ちでした。
簡単に合格できた試験ではないので、今までに経験したことのない達成感を味わえました。勉強中は苦しかったですが、本当によかったです。
実務家としてはスタートしたばかりですが、行政書士は勉強することがたくさんあることは確かです。
受験勉強で自分にあった学習方法を身につけることができたのは、今後の実務にも生かしていけそうです。