Amazonギフト券を使ったAmazon Payによる納付

国税の納付方法は、最近では、様々な手段がでてきました。これまで、銀行での納税、口座振替などがありましたが、クレジットカード納税、そして、最近話題となっているのが「スマホアプリ納付」です。

2022年12月から、国税の納付手段にPay払いを使って納付する「スマホアプリ納付」が加わりました。納税額が30万円以下ならPay払いで国税を納付できることになっています。

今回は、このスマホアプリ納付を使った国税納付方法について簡単に説明したいと思います。

スマホアプリ納付とは、納付受託者(GMOペイメントゲートウェイ株式会社)が運営するスマートフォン決済専用のWebサイト(国税スマートフォン決済専用サイト)から、Pay払いを利用して国税を納付する方法です。納税者は、7種類あるPay払い(2024年3月時点)の中から1つ選び、「国税スマートフォン決済専用サイト」で納付をします。(参照:スマホアプリ納付の手続(国税庁)

<対応するPay払い一覧>

確定申告等の納税は、Amazon Payでお得に

このスマホアプリ納付、便利なだけでなく、お得に納税できてしまうので、今回、覚えておきましょう。

個人事業主であれば、確定申告の納付の他、消費税、源泉所得税の納付などにご利用可能です。

なかでも、筆者がお薦めするのは、Amazon Payを利用した国税の納付です。Amazonギフト券を購入&チャージをして、そのAmazonギフト券を利用して国税を支払いすることが可能です。

Amazon Payでの納付メリットとは

Amazon Payの国税納付のメリットは下記の通りです。

  1. クレジットカード納付で必要となる0.8%程度の手数料が無料
  2. Amazonギフト券のクレカ購入で、クレカポイントもそのまま
  3. クレカのキャンペーンやノルマに活用

中でも、Mariotto Bonvoyやアメックス等、クレカのポイントをためている方は、2,3もお得感があることでしょう。

 

Amazon Payによる納付手順

Amazon Payを利用して、国税の支払いをAmazonギフト券で支払いする方法について解説します。

①Amazonのアカウントを作成し、ログイン

まずは、ご自身のAmazonのアカウントにログインしましょう。もし、アカウントがないとAmazon Payは利用できないので、新規にアカウント作成しておきましょう。

②Amazonギフト券をチャージ

ログイン後、Amazonギフト下記のページからAmazonギフト券を購入して、アカウントにチャージしておきましょう。

【Amazonギフトカード チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)】

③ 国税のスマホ払いのページで必要事項を入力

②のチャージが完了した後、国税のスマホ納税の専用サイトに移動して、国税納付に関する具体的な情報を入力していくことになります。

(1)スマホから専用サイトへアクセス

スマートフォンから、納付受託者が運営する「国税スマートフォン決済専用サイト」へアクセスします。(PCからはアクセスできません。)

スマホ納付の初期画面

(2)専用サイトで納付手続

「国税スマートフォン決済専用サイト」でAmazon Pay払いを選択し、納付の手続を行います。
Amazon PAYの選択
 

(3)各種情報入力

その後、納付情報(氏名等)を入力した後、下記の通り、税額等を入力、入力内容の確認、納付、完了画面へと遷移します。

間違わないように注意して正確に入力するよう心掛けましょう。

注意点としてスマホアプリで支払いができるのは1回あたり30万円までとなっています。なので、50万円の支払いの場合には、30万円と20万円のように2回に分けて支払いが必要となります。 納税額が多額になる場合は十分にご留意ください。